W2R工法
W2R工法は、既設側溝リニューアルの
パイオニアです。
W2R工法は、既設側溝の不要部分を専用カッター「W2Rカッター」によって、側溝内側より切断した後に、プレキャストコンクリート製の蓋「W2R側溝蓋」を設置し、側溝をリニューアルする工法です。
特許第3784820号 特許第4454022号
W2R工法の特徴
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排水性、歩行性に優れ
バリアフリー歩道 -
壁や擁壁のすぐ脇の側溝での
施工が可能 -
従来工法より工期を
大幅に短縮 -
騒音や粉塵が少なく
環境に優しい
W2R工法は以下のような場合に
適しています。
- 民地側に壁等が近接しており、既設側溝取り壊しの際、壊れる恐れがある場合。
- 店舗等の乗り入れ部が多いため、できるだけ短期間で施工しなければならない場合。
- 民家、店舗等が工事場所に近接しているため、既設側溝取り壊し時に問題となる騒音・粉塵を極力減らしたい場合。
- 歩道部の幅員が狭小であり、工事中に歩行者や自転車への影響をできるだけ少なくしなけらばならない場合。
環境改善・バリアフリー
- 既設歩道や民地、周辺住民などに対して影響が少なく、周辺環境に大変やさしい工法です。
- W2Rカッターの切断面は平滑で、切断後にPca蓋を設置することで施工性に優れ、かつ、工事期間の短縮を図ることができます。
- W2Rカッターは側溝を傷めることなく、内側より切断ができます。
- 従来工法のハツリ作業のいわいる「3K」を改善します。
- W2R側溝蓋は、歩行性、排水性にも優れます。
- W2R側溝蓋は、施工性に優れます。
- W2R工法は急速施工による渋滞緩和により、CO2を削減します。
工期短縮
従来の工法では、施工日数がかかる為交通渋滞が起き、歩行者や近隣の住民に対し、環境面においてさまざまな負の影響を与えておりました。
そのような従来工法を根本から見直し、余計な作業を極力省き、大幅な工期短縮を可能にした工法が『W2R工法』です。
道路の通行規制方法にもよりますが、縦断部で規制する場合は、施工延長12m程度は可能であり、道路横断部で片側交互規制の場合は片側3mづつで合計延長6m程度です。
通行止めの場合は10m程度は即日開放が可能です。
(現場通行条件、施工条件によっても多少の差異があります。)
施工日数が大幅に短縮
※10m程度の乗入部は即日開放が可能
(但し施工条件や蓋版の種類により差異があります)
施工手順(概要)
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1.施工前
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2.蓋撤去・清掃
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3.専用治具によるレールセット
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4.切断(1~2ステップ)
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5.ブレード交換
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6.切断(3ステップ目)
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7.レール取り外し・
切断部撤去 -
8.切断部清掃
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9.調整モルタル(無収縮)
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10.蓋版設置
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11.アンカー筋削孔・
固定 -
12.施工完了