セットフォーム工法
既設トンネル補修工事用裏込注入工法
セットフォーム工法は、トンネルの覆工コンクリート背面に生じた空隙を硬質発泡ウレタンによって充填する裏込め注入工法です。セットフォームは硬化が約60秒の急速発泡硬化型で約30分でほぼ最終強度に達するため直ちにトンネルが供用できます。
セットフォーム工法の特徴
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限定注入
限定注入が可能で空洞を完全に充填できます。
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施工時間短縮
従来工法(セメント工法)に比べ施工時間を短縮し、小型設備の施工が可能です。
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コンパクトな注入機
コンパクトな注入機で容易に施工ができます。
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硬質発砲ウレタン
2液を混合すると60秒で発泡硬化する自己消火性ポリウレタンフォームです。
急縮性・高性能裏込注入材硬質発砲ウレタン
- セットフォームは、2液を混合すると60秒で発泡硬化する自己消火性ポリウレタンフォームです
- 硬化後は、膨張・収縮などの体積変化がほとんど起きません。
- 混合後約12秒で発泡開始するため、覆工コンクリート背面での地山への浸透や亀裂からのリークがほとんどなく、ロスが少なくて済みます。
- 急速発泡硬化型のため逸走が少なく、空洞を完全に充填できます。水中でも発泡硬化し、かつ独立気泡のため止水性にも優れています。
- 硬化物密度が低く、覆工コンクリート面に作用する荷重が小さくてすみます。
- 分析結果や多くの実績からも、水質汚染を起こさず安全性が確認されています。
セットフォーム工法のメリット
施工品質が確保できます。
- 協会制による責任施工体制。日本全国対応致します。
- ポリウレタンフォームのパイオニア「日清紡ケミカル株式会社」製の現場発泡ウレタンを使用しております。
施工時のロスが他の材料に比べて小さくなります。
- 注入孔を削孔して求めた数量から最終実注入量の増加率は132%※です。他の材料に比べて極めて経済的であり、トータルコストを抑えらます。
※ケミカルフォーム協会実績平均